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X 木材保護塗料について

 木部には「木材保護塗料」を使用されることをおすすめします。
 木製サッシはやはり木ですから、無塗装の場合紫外線・雨水によって木部の表面が傷みます。
 木材繊維が劣化し変色したり、ひび割れたりすることがあり、そのままにしておくと木材腐朽菌・カビが発生する状態を作り出すことがあります。
 「木材保護塗料」は防腐・防カビ性、防虫性、撥水性を持ち、さらに通気性を持っていますので、一般的な木材用塗料に比べてすぐれた保護効果があります。


1 塗料の種類
一般的に木材保護着色塗料は二つの種類があります。いずれも通気性があり木製サッシには有効な塗料です。
(1)含浸タイプ(含浸性塗料):木材に浸透し、表面に塗膜をつくらないタイプ
(2)造膜タイプ(造膜型塗料):木材に浸透し、塗膜をつくるタイプ
   注)造膜タイプでは塗膜の通気性に注意することが大切です。

2 塗装のしかた
 木製サッシの塗装は現場でもできますが、金物がついていたりガラスがはめ込まれている複雑な形状のものを塗装するのは難しいものがあります。
 塗装の出来ぐあいは耐久性にも影響しますので、窓メーカーの工場で塗装することをおすすめします。
 現場で塗装される場合は、塗料メーカーのマニュアルに従って施工してください。

塗装面の寿命を少しでも長くするには、以下の要素も非常に大きな役割を果たします。木製サッシをご採用の際はぜひ参考にしてください。
(1)できるだけ木製サッシの塗装表面に、紫外線・雨が直接当たりにくい構造にする。
  ・屋根(軒)をできるだけ長めにする、あるいはひさし・こびさしを付ける。
  ・木製サッシをできるだけ壁の中で室内側に寄せた納まりにする(だきをおおくする)。

(2)塗料の色を選ぶときは濃い目の色調のものを使用する(白木に近い薄い色は塗装面の耐候性が劣る場合があります)。


塗装面の寿命を少しでも長くするには、以下の要素も非常に大きな役割を果たします。木製サッシをご採用の際はぜひ参考にしてください。

(1)できるだけ木製サッシの塗装表面に、紫外線・雨が直接当たりにくい構造にする。
  ・屋根(軒)をできるだけ長めにする、あるいはひさし・こびさしを付ける。
  ・木製サッシをできるだけ壁の中で室内側に寄せた納まりにする(だきをおおくする)。

(2)塗料の色を選ぶときは濃い目の色調のものを使用する(白木に近い薄い色は塗装面の耐候性が劣る場合があります)。


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